日本屈指の銅山として君臨した足尾銅山。 未開の地であった鉄道のない馬車による輸送時代、足尾鉄道の建設、ダム工事、鉄道省への組み込み、国鉄足尾線化とSL時代、気動車時代、そして国鉄終焉からわたらせ渓谷鉄道へ…。 特に鉄道建設以前の沿線風景や、物資輸送の様子の写真、貴重な足尾鉄道建設時の写真、水沼駅、足尾銅山駅が建設された時の写真、選鉱場や坑内、坑外専用軌道の写真など、大変貴重な記録写真を中心に掲載。 鉄道だけでなく鉱山としての発展の様子、人々の暮らし、施設の展開、ダム工事、トンネル建設などもご覧いただけます。 そして、国鉄足尾線としての貨物列車や、客車時代。1970年に無人化された上神梅駅や花輪駅の、駅員が詰めていた有人駅時代の懐かしい沿線の様子、旧国鉄色のキハとSLの出会い、そして国鉄足尾線の廃止までを、時代を追って学ぶことのできる写真集です。 最終カットには、小新しいホームに寂しく停車する、わたらせ渓谷の車両。厳しさを感じるバトンタッチは、その後の鉄道の行く末を占っているようで、切なくなる次第です。 目次 1序章 足尾鐵道の百年 2第1章 足尾銅山と鉄道敷設問題 3第2章 足尾鐵道の開通 4第3章 創業期の古写真を発見! 5第4章 人と物を運んだ大動脈 6第5章 懐かしの沿線風景 7第6章 国鉄時代の終焉 新樹社 (2008年) A4変形版 ハードカバー 189ページ 定価3800円+税 本棚収納時の細かいスレはありますが、中身写真部分はほとんど読まれた感のない、新品に近い状態です。 #ほかの鉄道書はこちら #ほかの「国鉄廃止線」はこちら #鉱山鉄道 #国鉄廃止線 #私鉄廃止線 #ローカル線 #ローカル鉄道 #国鉄ローカル線 #足尾線 #国鉄足尾線 #足尾 #間藤 #水沼 #桐生 #大間々 #通洞 #沢入 #わたらせ渓谷鉄道